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一例ですが、ノアのディスクローターを研磨した時の画像です。 丁寧に錆を落とし、ローターの側面と裏側を耐熱性の防錆塗料でコートしています。(パッドの当たり面は塗装しておりません。) このローターの症状としては、ジャダーによるブレーキペダルのキックバックがあったとの事でした。 勿論、研磨後は改善されました。 |
下の画像は同じローターの側面と裏面です。 | ||||
整備工場様にも、ユーザー様にもご納得頂けるよう、写真のクオリティーで仕上げるよう心掛けております。 クラウン・ランクル・2Tトラックなどは、ローター径が大きい為、軽四のような小さなローターと比べ、ジャダーにシビアですが、そのようなローターやダメージの酷いローターも、作業後に改善している事をお客さまに確認しております。 2014年2月に、この最新の磨機を導入し現在まで研磨作業を行いましたが、現段階でのクレームは1件もありません。 |
『研磨でジャダーが直らないのでは?』とおっしゃるお客様もおられます。 ローターの状態にもよりますので、100%大丈夫ですとは言い切れません・・・が、当社の導入している高精度な研磨機では、かなりの確率でジャダーは改善出来ております。(研磨クレーム件数は0です) 研磨は、オペレーターの経験は勿論、機械の精度の良し悪しが大きく関係しています。 旧式の研磨機は、ブレーキ鳴きの修正には有効ですが、ジャダーの改善には弱いと言う特性がありました。 これは、機械にローターをセッティングする際の方式による特性で、旧式の研磨機はブレーキの当たり面が激しく編摩耗している場合、ローターのセンターを正確に出す事がほぼ不可能に近く、研磨後の見た目の仕上りは綺麗でもジャダーは改善されないと言う事がありました。 軽四程度の大きさなら、径が小さいので正確なセンターが出ていなくても症状が改善され安いのですが、大きな径のローターの場合はローターの中心から外周までが遠くなる分、正しくセンターを出さなければジャダーの改善が出来ないばかりか、時として症状がよりひどくなる事もあったようです。 最新式の高精度な研磨機はセッティング方法を変える事で、旧式の弱点を改善しておりますので、かなりの高確率でジャダーを改善する事が出来るようになています。 |
『それでも改善率は100%では無いし、改善しない場合に研磨費用が無駄になってしまう・・・』と思われる方もおられます。 そこで考えたのが、返金保証です。 研磨で改善しなかった場合、以下の項目をごご了承頂ければ、研磨費用は返金いたします。 @当店で外品の新品ローターをご購入頂く。(外品が無い場合のみ純正でも可) A改善しなかったローターを当社が頂く。 『ダメで元々』と言う考えでもお試し頂けるプランとなっております。 |
2014年11月よりブレーキドラムの研磨機も導入いたしました。 2tクラスまでの研磨でしたら出来ると思いますが、ドラムの形状や大きさ次第となりますのでご相談ください。 ドラムブレーキはあまり研磨する必要性も無いかもしれませんが、稀にブレーキ鳴きやシュートの当たり面が編摩耗して制動力が落ちている事があるようです。 ブレーキドラムはディスクローターと違い、安価な社外品も出ておりませんので、新品交換すると比較的高額な請求をユーザー様に行う事になるので、少々のトラブルには手をつけないと言う事も多いようです。 ドラム研磨の頻度を考えると、当社にとって採算性は良くありませんが、『もっと安価に改善出来るなら…』と言うお客さまの声や『ごく稀だけどドラムを研磨したい時がある』と言うお客様の声もありましたので、役に立てるのであればと言う思いで導入をいたしました。 ご機会がありましたらお問合せください。
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